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201号室と202号室 ①


お久しぶりです、白金です。

今回は少し熱が戻ったので久々に小説投稿を……本当に久しぶり。

テーマは母親同士の対決。短編でもやった事がありますが今回はマンションの隣室同士、という事で前とは違うシチュエーションでやりたいと思います。

優しいママの小春と、仕事をしながら子育てをしている井上の対決となります。

ブランクで少々おかしな点があるかも知れませんが、お付き合い頂ければ幸いです。













あるマンションに二人の母親が住んでいた。201号室と202号室、隣同士な上に子供が同じ幼稚園に通っている為、二人はそれなりに面識がある。だがそこまで仲が良いという訳では無く、子供達が仲良しにしているから時々話をするとかその程度であった。

201号室に住んでているのが小春。エプロン姿の似合う優しそうな母親で、ボブカットにした髪に若干たれ目な事もあって大人しそうな見た目をしている。対照的に子供はやんちゃで、幼稚園では皆の中心で騒いだりと良い意味でも悪い意味でも人気者だった。

202号室に住んでいるのが井上。長い黒髪を一本に結び、おでこを出している活発的な女性。仕事もしていて何事にも積極的で、スポーツの似合う女性である。対して子供は大人しく、本を読んでばかりと少し根暗な面がある。だが不思議な事に小春の子供とは気が合い、よく遊んだりしている仲だった。

子供が仲が良い場合、母親はよく会話をしたり家に呼んだりする。だがこの二人の場合は小春が両親のお世話で忙しかったり、井上が仕事で家の事が出来なかったりとスケジュールが噛み合ず、部屋が隣同士にも関わらずちっとも集まる事が出来ずに居た。

そんな日々が続くある日、日曜日に丁度小春の手が空き、井上も仕事が一団欒付いた為、二人は初めて子供と一緒に会う事となった。場所は201号室小春の部屋。井上の部屋は散らかっている為、とてもでは無いが人を呼べる状態では無かった。
父親達は別の用事がある為母親だけ、だが子供達は一緒に遊べる、というだけでとても嬉しそうで、大した問題は無かった。


「今日は宜しくお願いします」
「いっらしゃい〜。来てくれて嬉しいわ」


ご丁寧に井上は頭を下げて挨拶をし、小春も満面の笑みを浮かべながらペコリと頭を下げて歓迎した。子供はバタバタと玄関を歩いて部屋の奥へと行ってしまい、早速遊びに夢中になっている。


「建斗! 今日はコレで遊ぼうぜ!」
「ええぇ……元綺君、それこの前幼稚園で遊んだじゃん。それより本読もうよ」


相変わらず対照的な二人はそれぞれ自分のしたい事を主張する。本当に何故こんな二人が仲が良いのか分からないが、そこがやはり子供らしいというべきなのだろう。嬉しそうな子供達を見て母親二人も頬を綻ばせた。

遊びが始まってしまえば母親達が何かをする必要は無い。子供達が満足するまで待っていれば良いのである。という訳でひとまず部屋に上がった母親二人はお茶の用意をした。小春は棚からカップを取り出し、井上は手みやげ用に持って来た菓子を机の上に並べた。

せっかくの日曜日な上に別段する事もない為、二人は休息を兼ねて他愛の無い世間話をする事にした。大人は他愛の無い話が好きである。特に大人の女性であればそのような話題ならいくらでも長話が出来る。
リビングで子供達が玩具で遊んでいる中、母親達は椅子に座ってテーブルを挟みながら世間話をしていた。

少しずつ陽が傾き昼になった頃に、子供二人のお腹からグ〜とだらしない音が響いた。どうやら遊び過ぎてお腹が空いてしまったらしい。せっかくだから昼食会を開く事になり、母親二人は一緒にキッチンへと行く事になった。
最初は小春が一人で作ると行ったが、招待されておきながら甘えっぱなしでは悪いと井上が言い、母親同士で作る事となった。

リビングのすぐ隣がキッチンで皿などが閉まっている棚が置いてある。殆ど丸見えな状態で、前にはカウンターがあり、開放感のある場所だった。ここでなら子供達の様子を見ながら料理を作る事が出来る。母親達は早速調理に取りかかった。


「建斗君は何か好き嫌いありますか?ウチの子は野菜が苦手ですけど……」
「あの子は何でも食べますよ。ただ牛乳だけが苦手で……」


調理をしている間も二人は他愛の無い話をする。料理の時に苦手な物やアレルギーは無いかなどの確認をしあいながら黙々と手を動かした。


「お母さーん、お腹空いたー。まだー?」
「はいはい、もうちょっと待っててねー」


ふと元綺から早くご飯、とお声が掛かった。子供は我が侭な為、お腹を鳴らしながら頬を膨らませている。建斗の方も早く昼食が食べたそうな素振りをしていた。
小春と井上は早く料理の支度を終わらせようと急いだ。と言っても急いだら急いだでろくでもない料理が出来てしまう為、あくまでも気持ち的な方で急いだ。その間も世間話は進む。


「ところで小春さんの旦那さんは今日は?」
「あの人は上司とゴルフですよ。だから今日は私と元綺だけです。井上さんの方は?」
「ウチも同じ様なもんですよ。本当、男ってこっちの事は少しも気にしないんだから……」


自分達の旦那がちっとも相手をしてくれない事から母親二人は不満そうな表情を浮かべる。家事の事や子供の事、夜の方も最近はご無沙汰である。忙しいという事は十分分かっているのだが、それでも家事や子供の世話を全て抱えている妻からすればもう少し構って欲しい気持ちがあった。


「井上さん、お皿取って貰って良いですか?そこの棚の上にありますから」
「ああ、はい」


ふと小春が菜箸を動かしながらそうお願いをした。火を付けっぱなしの為、手を離す事が出来ないのだ。理解した井上はコクリと頷くと後ろにある棚の上の皿を取ろうと背伸びした。すると若干体勢が後ろに下がってしまい、突き出たお尻が小春の物と触れ合った。


((…………ッ!!?))


一瞬。ほんの一瞬の出来事であった。ズボン越しにお尻が触れ合ってしまったというだけのちょっとした事故。電車で通勤している身である井上からすればこんなのはほんの些細な事。小春とてそこまで気にする事では無かった。だが何故か二人は赤面し、ビクンと肩を震わせた。何かを感じ取ったのだ。


「あ、すいません……」
「い、いえ……大丈夫です」


すぐに井上は謝り、自分は何をしているんだと思い直す。小春の方も顔を向けずとも平静な素振りをし、何事も無かったかのように料理を続けた。だが彼女の腕は震えており、井上の頬も火照ったままだった。
心臓がドクンドクンと高鳴っている。ようやく料理が終わり、母親達は皿に持った料理をテーブルへと並べた。子供達はそれをおいしそうに口を汚しながらバクバクと食べている。

先程感じたアレは一体なんだったのか?いくらご無沙汰といえ、お尻が触れ合っただけであそこまで感じるものなのだろうか?母親二人は椅子に座っている間、お互い目が合わないように必死に平静な振りをしながら過ごす羽目になった。





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更新ありがとうございます!
素晴らしい設定ですね!
続きが楽しみです!

Re: 

コメント有り難う御座います。
久々の投稿ですが何とか形になるようにします。

待ってました‼︎ 

母親同士の対決!
かなり自分好みのシチュで興奮しますw
次回の更新お待ちしてます。

 

更新待ってました!!
次回も楽しみにしてます!

Re: 

> 母親同士の対決!かなり自分好みのシチュで興奮しますw 次回の更新お待ちしてます。

コメント有り難う御座います。気に入って頂ければ幸いです。次回も宜しくお願いします。

> 更新待ってました!! 次回も楽しみにしてます!

コメント有り難う御座います。遅くなって大変申し訳ありませんでした。

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