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二人のアイドル!!



リクエスト作品、今回は二人に増えたアイドルの対決です。

同一CPモノですね。
段々とコレ系も増えていったと思います。

強気な性格のアイドル二人が、本物を賭けて過激に争います。















島崎ナオは今人気のトップアイドルだ。
小柄で可愛らしく、ガラス細工のような繊細で美しい容姿をした上に豊満な胸を誇り、強っけのある性格から皆から人気を得ている。

特に番組に出る度に露出の激しい過激な衣装を着、上記の性格から色々と話題に上がり、良くも悪くも注目の的になる子であった。
しかしコミュニティケーション能力が高く、芸能人やスタッフなどと交流を持ち、持ち前の口達者から番組にはちょくちょく呼ばれていた。

そんなお騒がせのロリっ子アイドル、島崎ナオ。
いま、彼女は窮地に立たされていた。


「「な、なんで…………」」


番組の収録が終わった後、ナオは控え室で休憩していた。
今日もまた完璧に自分はやり遂げられた。
フリにも十分受けごたえ出来たし、感動するシーンでは涙を流す事も出来た。完璧なアイドルを演じる事が出来たのだ。

なのに、だというのに。ーー今、“彼女達”の目には信じられない光景が映っていた。


「「なんで私が二人になってるのよぉおッ!!??」」


部屋の中で二人のナオはそう叫び声を上げた。
ドッキリか、はたまたタチの悪い悪戯か、それとも夢か幻か。
理由は不明だが、アイドルの島崎ナオは二人に増えていた。


「なんなのあんた?! 私の偽物でしょ。消えなさいよ!!」

「はぁぁ?あんたこそ私の偽物でしょ! 本物は私よ。あんたが消えなさい!」


二人のナオは自分こそ本物だと主張し合う。
片方が腕を上げればもう片方も腕を上げ、片方が一歩前に出ればもう片方も同じ事をした。

まるで目の前に鏡でもあるよう。
同じ衣装に、肩まで流れるように伸びた黒髪、長い睫毛に美しい蒼色のひとみ。スラリと伸びた綺麗な脚に、果実のように豊かに育った胸。
どれを取っても同じであった。どちらも完璧なナオであった。
だが当然、自分が本物だと思っている二人は相手の存在を認めない。


「ぐっ……言い争ってても仕方ないわ。もう時間だし」

「そ、そうね……とりあえず、今は此処を離れましょう」


こんな状況を見られればニュース沙汰なんて騒ぎでは無い。
人間が二人に増えたのだ。こんな事態はあまりにも異常過ぎる。
二人は自分の完璧な経歴に傷が付く事を恐れ、一先ずは誰にも見られないようにこの場から去る事にした。

家に帰った後、ナオ達は自室で睨み合うように座布団の上で対峙していた。
途中、着替えが一つしか無かった為、どちらが衣装のまま帰るか、など言い争いがあったがそれは今は関係ない。

改めてナオは思う。見れば見る程自分にそっくりである。否、完璧にもう一人の自分であった。
それ故に、嫌悪感を抱いてしまう。


「で、どうするのよ?」


片方のナオがジト目でもう一人の自分を見ながらそう尋ねた。
脚を組み、何処か魅惑的な雰囲気を出している。どんな時でもアイドルの嗜みを忘れない。こんな状況でもナオは完璧な仕草を取っていた。


「どうするも何も……やって行くしか無いんじゃないの?二人で……」

「嫌よ、そんなの。島崎ナオは一人なの。完璧な一人のアイドルなのよ。二人居るなんてあり得ない」

「そうよね……」


なんとか穏便に済ませる方法は無いかと考える。だがプライドの高いナオはそれで納得する事は出来なかった。
今までずっと一人で頑張ってきたのだ。どんな困難にも立ち向かい、必死にこの業界を生き抜いてきた。
今更二人で仲良くだなんて足並みを揃えられる訳が無い。例え相手が同じ自分であったとしても。


「やっぱり……プロデューサーに相談するしか無いわね」

「あのヘタレに?無理よ。あいつが何か役立つ知恵を出してくれる訳ないじゃ無い」


唯一ナオが救いを求めた相手は自身のプロデューサーだった。
この世界に自分を引き込んでくれた言わば恩人のような人。
ナオ自身も彼には一定の好感を得ていたし、信頼もしていた。だが、それが使えるかどうかは別であった。

実は彼はかなりのマイペースであまり物事を深く考えない性格なのだ。
それ故にナオのような逸材を掘り出す才能を持っているが、反面ドジな所があったりスケジュールを間違えたりなど散々な前科がある。
故に、ナオは彼に救いを求めるのを躊躇った。だが彼しか居ない。真面目に自分の話を聞いてくれるのはプロデューサーしか居ないのだ。
ナオは震える手で携帯を取り、ビデオ通話でプロデューサーに連絡した。


「あ、どーもプロデューサー。今、ちょっと良いですか?」

「あれ、ナオちゃん?どうかしたの?」


相変わらず気の抜けた顔。どうせカップ麺でも食べながらアニメを見ていたんだろう、とナオは当たりを付ける。そしてそれは正解だった。
電話の先からはアニメの効果音の音が聞こえ、プロデューサーはちょうど空になったカップ麺をゴミ箱に捨てる所だった。


「実はすご〜い重要なお話しがありまして……」


自分がこんな大惨事な時にお前は何呑気な事やってんだ、とナオは内心で悪態を吐く。
隣の居るもう一人のナオも目を瞑ってピクピクと頰を引きつらせながら静かに怒っていた。

ナオは意を決して秘密を打ち明かす。
もう一人のナオを映し、自分が二人になってしまった事を伝えた。
相変わらず能天気なプロデューサーはほぉ、と何処か興味無さげな声でその話を聞いていた。
そして一度咳払いをし、彼は二人になったナオ達の事を見つめる。


「へーすげーじゃん。ナオちゃんが二人か。こりゃ新ユニット結成だな」

「「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!!」」


やはり、彼に期待したのが間違いだった。
二人のナオは同時にそう後悔した。
プロデューサーは自分が興味ある事にしか関心を向けない。
プロデューサーをやってるのも単に色々なアイドルと出会えるからだ。
故に彼は島崎ナオが二人に増えようが百人に増えようがそこに大したこだわりは見せない。彼の興味の対象外だから。


「そうは言ってもどうしようもないだろ。理由も原因も分からない、元に戻る方法も不明。だったら今後の事を考えるしかないじゃん」


プロデューサーの言っている事は最もであった。
自分達は何故二人になったのかも分からない。元に戻る方法も分からない。そんな状況なら、この先どうやって行くかを話し合った方が効率的だ。
癪ではあったが、ナオ達はプロデューサーの言う通りに従うしかなかった。


「とりあえずはしばらく二人でやって行くしかねーな。番組も代わり番こに出れば問題ないだろ……ん?ひょっとしてこれ楽し放題なんじゃ?」

「「もう切りますよっ!」」


これ以上聞いてられない、とナオ達は同時に通話ボタンを押した。
息を荒くしながら、二人は静かに睨み合う。


「結局……こうなる訳ね」


半ば自嘲的に片方のナオがそう言い、もう片方のナオもそれに同意するように頷いた。
最初から分かっていた事なのだ。二人に分かれた以上、自分達は本物のナオを賭けて戦わなくてはならない。


「明日の収録は三つ……どれも絶対出ないと行けない重要な番組……」

「単純だけど…….その収録に多くでも出た方こそが本物の島崎ナオ」


どんな手を使ってでも良い。収録に出ればすれば自分は本物の島崎ナオとして存在出来るのだ。
アイドルである二人は番組に出る事が勝利を意味すると考え、その方法で勝負する事にした。



「「“本物の私”を賭けて、勝負よ……ッ!!」」


二人は火花を散らしながらそう言い、勝負を約束した。
負ける訳には行かない。自分こそが島崎ナオである。その強い思い一心で、二人は明日の収録に備えた。






翌日、ナオの起床は早い。
朝早くから収録の予定がある彼女はいつの間にか目覚まし時計が無くとも自然と起きれるようになった為、二人はほぼ同時に目を覚ました。

歯を磨き、身支度し、軽く朝食を取ってからすぐにスタジオへと向かう。
行きはタクシー。少しでも時間を無駄にする訳には行かない。
何より今回は本物の島崎ナオを賭けての勝負なのだ。二人はタクシーに乗っている間もジリジリと睨み合っていた。


「うわー、本当に二人になってるよ。やべー。すげー」

「プロデューサー。本気で凄いって思ってるならもっと驚いても良いんですよ?」

「それとも貴方の表情筋は死んでるんですか?ロボットなんですか?」


プロデューサーと合流した後、彼は相変わらず能天気な態度を取っていた。
本当に二人に増えたナオを見ても全然驚いた様子を見せない。
彼には本当に人間の心があるのだろうか、とナオ達は本気で疑った。


「まぁなんでも良いからさ。取り敢えず最初に出る方決めてよ。ちゃちゃっと」


何がちゃちゃっとだ、とナオは頰を引きつらせる。だが怒りは表に出さない。
アイドルたるものいつだって優雅に、落ち着いていて、完璧な態度を取らないといけない。
自分は商品なのだ。断じて自らの価値を下げるような真似はしてはならない。


「「私よ! いいえ私よ!!」」


二人のナオが言い争っているのを見てプロデューサーは面白おかしそうに笑った。
何が面白い?とナオ達は彼の事を睨む。
そんな二人を宥めるように手を叩き、プロデューサーはある提案を出した。


「じゃあさ、まだ始まるまで時間あるから。他の人に決めて貰おうよ。ゲストとかスタッフとかにさ。話は通しておくから」

「「はぁ??」」


意味が分からない提案にナオ達は表情を歪める。
なんだその解決案は。自分達は必死に二人になった事を隠していたのにそれを明かせと?なおかつ他者にどちらを出させるか委ねろと?どんだけ他人行儀なんだ、とナオ達は声に出さずにプロデューサーを罵った。


「「プ、プロデューサーがそう言うなら……」」


だがプロデューサーの提案を無下には出来ない。
確かにこのままでは喧嘩でも始まりそうな雰囲気だった為、別の策があるならそれに越した事はない。
それにプロデューサーが話を通しておくと言ってくれたのだ。それに甘えても問題は無いだろうり

ナオ達は渋々それを承諾し、その勝負方法で対決する事にした。
どちらのナオの方が出演者として選ばれるか。
負ける訳には行かない。自分の存在を本物にする為に。

まず二人は番組の看板である大物芸能人に接触する事にした。
大御所である為、彼の発言にはどのゲストを出すか、または出さないかを決める程の力を持っている。
彼さえ味方に付ければ最初の番組は確実に自分のものであった。


「社長さーん。ちょっとお話良いですか?」

「あ、社長さん。私、私、ナオです」


社長は大物芸能人のあだ名である。
社長と呼ばれた男は振り返り、島崎ナオが二人居るのを見て目を丸くした。


「おおナオちゃん。こりゃたまげた。本当に二人に増えて居るとは」


ぺし、と頭を叩きながら社長は大袈裟なリアクションを取る。
随分と余裕のある対応だな、とナオ達は冷めた態度を取りながらもすぐに笑みを作り、えへへーと可愛らしく微笑んで見せた。


「そうなんです社長。私達二人に増えちゃったんです」

「でも〜。だからと言って二人一緒に番組に出れないじゃないですか?」

「「だから、社長にどっちのナオが良いか決めて欲しいんです」」


手を口元に当てながらの上目遣い。加えて少し頰を赤くし、恥ずかしそうな素振りを見せる。
それがナオが選んだ社長を落とす手段であった。

例えどれだけ大御所であるとナオは巨乳のロリアイドル。
この身長差ならばっちり胸の谷間は見え、普通の男ならイチコロである。
そして当然、社長は照れたように目を細めながら笑った。


「ははははは、いや〜困ったなぁ。こんな可愛い娘が二人も居ちゃぁそりゃ大変だ。だからと言ってどっちかを出さない訳にも行かんし……」


だからお前に決めて欲しいんだよ、とナオ達はバレないように睨みつける。
社長の発言力はでかい。なんとしても自分を選んで貰わなければならなかった。
故に、手段を選んでいる暇はない。


「お願いです社長、ぜひ私を!」


片方が前へ出て、社長に抱きつくように身を寄せた。わざと自分の胸を腕で挟み、大きさを強調する。


「いえ、是非私を! 社長!」


負けじともう片方のナオも前に出て社長に媚を売った。
自分の胸を押し当てるように抱きつき、わざと密着する。

二人は互いを押しのけるように前へと出る。足を踏んだり、肘で小突いたりなどどんな小狡い手でも使った。
自分の方が目立たなければならない。その一心から必死にアピールする。
ふと片方のナオが足を引っ掛けた。転びはしなかったものの、もう片方のナオは姿勢を崩し、その先に片方のナオが社長の前に出た。


「お願いします! 社長! 私、もう一人の私の分まで精一杯頑張りますから!!」

「う〜ん、じゃあ仕方無い。最初はこっちのナオちゃん出て貰おう」


ほんの一瞬の隙。
たったそれだけの隙であっという間に獲物を奪い取られてしまった。
足を引っ掛けられたナオは恨めしそうにもう一人の自分を睨み、見事勝利したナオは社長の腕を掴みながら満面の笑みを見せ付けた。


(こ、こいつ……!!)


同じ自分とは思えない程酷い手段。
アイドルならばもっと優雅でお淑やかでなければならない。だと言うのに足を引っ掛ける始末。ナオは思わず絶句した。

そのままもう一人のナオは最初の収録にちゃっかり出、見事完璧な島崎ナオを演じ切った。

収録が終わった後も休んでは要られない、すぐに次の収録の為に根回ししなければならない。
此処では既に収録に出れなかったナオが一歩リードしていた。
番組のスタッフ達に言いより、自分の事をかなりアピールしている。
そして収録を終えたナオが駆け付けると、何とそのナオはもう一人のナオを近づけないように自身の体を壁にした。


(ちょ……何するのよ?!)

(さっきのお返しよ……!)


目でナオは異議を訴えるが、もう片方のナオはペロリと舌を出すだけで取り合わない。
そのまま片方のナオは自分をアピールすることが出来ず、今度は先ほど出れなかったナオが収録に出る事になった。

そうして二回目の収録も無事終了し、いよいよ最後の収録。
此処まで一勝一敗。すなわち次の収録に出た方が勝者となる。本物の島崎ナオを賭けた勝負にいよいよ決着が付くのだ。

二人は一旦休憩室へと戻る。
次の収録は堅物の主催者の為、言い寄った所で意味は無い。
それよりも二人はもっと効率の良い方法を思い付いていた。


「取り敢えず、此処までは無事出来たわね……」

「そうね。大した騒ぎにもならず。プロデューサーが根回ししてくれたおかげかしらね」


果たしてあのプロデューサーが周囲にどんな事を言って混乱を避けたのかはわからないが、彼のおかげで騒ぎにならなかったのは事実。
ナオは珍しく自分の中プロデューサーを評価した。


「「それはそれとして……」」


おもむろに二人は座っていた椅子から立ちが上がり、睨み合いながら対峙した。
まるで今から喧嘩でも始めような剣幕。実際その予測は間違っていなかった。


「さっきのアレ、何?」

「そっちこそ、最初足引っ掛けて来たでしょ」

「ノロマのあんたが悪いのよ。私の癖に鈍足ね」


顎を上げながら挑発するように二人はそう言い合う。
見た目は子供のような可愛らしい見た目なのに、その瞳は獣のように鋭く、恐ろしい殺気を飛ばしている。


「「ふん」」


二人の巨大な胸がぶつかり合った。
わざと当たるように上半身を突き出し、互いの胸を押し合っている。
その間も彼女達は激しく睨み合っており、火花が散っていた。


「邪魔なのよ。この駄乳」

「はぁ?馬鹿ね貴方。とても同じ自分とは思えないわ」

「私もあんたみたいなノロマとは一緒にされたくないわ」


同族嫌悪。
例えとれだけ自分に絶対の自信を持とうとも、いざ目の前に自分と同じ姿をした人間が現れれば誰でも嫌悪感を抱く。
ナオは許せなかった。自分と全く同じ存在が。自分の立場が危うくなる。だから消さなければならない。

ばちん、と胸同士が強くぶつかり合った。
ボタンが取れたような音がする。せっかくの衣装が駄目になってしまうかも知れなかった。
だがナオ達は構わなかった目の前の自分を倒せるならば何だって構わない。どんな事だってしよう。


「「んっ……んっ……く……ッ……」」


胸同士を何度も押し付け合うと段々と妙な気分になって来る。
その感覚にナオ達は激しい嫌悪感を抱いた。気持ち悪い。
気持ち悪い、気持ち悪い。自分と同じ顔をした人間が間近に居るのが気持ち悪い。

気持ちを切り替えて相手に摑みかかる。互いの衣装を引っ張り合い、引きちぎり、台無しにした。
肩出しになり、スカートも淫らに破れ、あられもない姿へと変貌して行く。


「この、劣化コピー……!」

「離しなさいよ……偽物!」


髪を引っ張り合い、床をゴロゴロと転がりながら二人は取っ組みあった。
蹴りつけるように足を押し付け、髪を引っ張って無理やり顔を上げさせる。
気持ち悪い。自分と同じ顔をしていて気持ち悪い。

膝立ち状態で二人は手を掴み合い、力勝負をした。
当然同じ自分なので勝負は互角。拮抗して居る。
しかし脚が絡み合い、互いの秘所を押し当てていた。胸も擦れ合い、二人は小さな甘い声を上げる。


(気持ち悪い。こんな自分そっくりな奴と触れ合うなんて)

(当たってるし、気持ち悪い。早く離れてよこいつ)


心の中ではそう思うが、ナオ達はむしろどんどん密着し合って行った。
重なった乳首同士をくっつけ合わせ、脚をゆっくりと動かして相手の秘所を刺激する。それは勝つ為に自然と行っていた行為だった。
二人の表情がひどく歪んだものへと変わる。

しばらくそうやってイカせ合い、二人は段々と息を荒くして行った。
興奮したように頰を赤め、汗を流す。けれど感じているなど断じて認めず、声を上げないように必死に閉じていた。


「「ん、くぅ……ふっ……ぁ、んっ……!」」


だがそれでも漏れてしまう声が聞こえあると。口を閉じても、舌を噛んでもどうしても声を上げるのを我慢する事が出来ない。
やがて秘所からピチャピチャといやらしい水音が流れ始め、スカート越しでも分かるほど濡れ始めた。

気持ち悪い。気持ち良い。気持ち悪い。気持ち、良い。
嫌な感覚。妙な感情。不思議な快感。巨舌するが、身体が受け入れてしまう。
当然だ。同じ自分同士なのだから、何処をどう弄られれば気持ち良いか知り尽くしている。
嫌い合っている二人ではあるが、皮肉にも身体の相性はバッチリだった。


「おーい、ナオ。大丈夫か?もう十分後に撮影始まるぞ」


ふとその時、扉の外からプロデューサーの声が聞こえて来た。
チラリと時計を見ると最後の収録が始まる時間であった。
二人は焦りを覚える。そして同時に下半身から伝わって来る快感にうち痺れ、限界が近い事を悟った。


「「んっ……!!」」


二人はすぐさま唇を押し付けあった。
声を出す訳には行かない。少しでも異変があればプロデューサーは部屋の中の様子を覗こうとするはずだ。こんな所を見られる訳には行かない。
しっかりと舌同士を絡み合せ、二人は忌々しそうに睨み合った。そしてそれを最後に、二人は口づけし合ったまま絶頂した。


「おい聞こえてるかー?なんかあったのか?」

「……ッ!! ……だ、大丈夫れふ。なんれも、ありません……」

「れろ……も、もう。終わりますから、待っててくらさい」


絡み合った舌を解きながら二人はそう返事をした。
二人の秘所からは大量の愛液が漏れており、互いの衣装を汚していた。
此処までしてしまったからにはもう決着を付けるしかない。二人は下着を脱ぎ捨てた。


「本当は凄い嫌だけど……仕方なく、コレで勝負してあげる」

「ふん、気持ち良さそうな顔してキスしてたくせに。よく言うわ」


スカートとパンツを脱ぎ、秘所が丸見えになった二人は脚を広げてゆっくりと近づき合った。
ヌチャリ、と互いの秘所が重なり合う。濡れた裂け目同士が淫乱に絡み付き、次々と愛液を漏らして行く。


「「はぁ……はぁ……んっ!」」


当然ら先程と同じように声を上げることは出来ない。
外ではプロデューサーが待っているのだ。物音を立てる訳には行かない。顔を近づけ、彼女達はキスをした。

二人は一心不乱に腰を振るう。そして身体を起こし、抱き合うように手を回してお互いの胸をぶつけ合わせた。
豊満な胸同士がぶつかり合い、擦れ、赤く腫れて行く。だが二人は胸勝負を止めない。
乳首同士をぶつけ合わせ、身体を捩れるように動かしながら胸を押し付け合った。


「れろ、んちゅ……劣化、コピィ……!」

「ちゅぱっ、ん……偽物の、くせにぃ……ッ!」


ぱちんぱちん、と胸をぶつけ合わせ、二人は涙を流しながら舌を絡み合せた。
どうしたこんな嫌なのにこんな事をしているのだろうか?気持ち悪いのに、気持ち良い。最早二人は気が動転し、相手を求め合うかのように激しくディープキスをした。

擦り合わせていた胸同士の動きが一度止まり、腰の動きに集中される。
秘所からはクリトリスが擦れるいやらしい音が響き、時折愛液が飛び散っていた。
至近距離でお互いの秘所が絡み合う様子が見え、二人は興奮して顔を真っ赤にする。
全く同じ形をした秘所同士が絡み合っているのだ。その光景は実に神秘的で、淫らな物であった。


「「ん、ぁ……ああああああぁ……ッ!!!」」


ビクンと肩を震わせ、二人は同時に絶頂した。
唇をしっかり押し当て、何とか喘ぎ声を上げないようにする。そして繋がっている秘所に混ざり合った愛液の糸が掛かり、二人はそれをゆっくりと離し、静かに倒れ込んだ。










「…………」

「お、ナオ。決まったのか?……ってあれ、もう一人のナオは?」


しばらくして、控え室からは一人のナオが出て来た。
番組用の衣装に着替えている為、こちらのナオが収録に出るのだと分かる。
ふとプロデューサーはもう一人のナオが出てこない事に気が付き、彼女にそう尋ねた。


「もう、何言ってるんですかプロデューサー?島崎ナオは私一人だけですよ」


しかしそのナオはそれだけ言うとさっさと収録現場へと向かって行ってしまった。
はて?と疑問に思ったプロデューサーは部屋の中を覗き込む。するとそこにはもう一人のナオの姿が無かった。

彼女が居た形跡も前の番組の衣装も見当たらない。本当にもう一人の島崎ナオが居なくなっていた。
呆然と立ち尽くすプロデューサーは初めて表情を変えた。


「どう、なってんだ……?」


困惑。
一体もう一人のナオは何処へ行ってしまったのか。そもそも先程のナオはどっちのナオなのか?
……それとも、最初からコレは夢だったのだろか?ナオが二人に増えたのはただの思い込みだったのか?
真実を知っているのあのナオだけ。しかし、プロデューサーにはそれを聞く勇気が無かった。

今日もまたトップアイドルの島崎ナオはテレビの中で輝いている。
人々に夢と希望を与え、元気にする。それが、彼女の仕事。



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一体二人に....... 

何があったのか......知りたいけどそれを知るのは同キャラレズバトル物を書いていく僕にとって禁忌すべきものな気がする......

いつも白金様のレズバトル小説読ませていただいてます!!どれもこれももう好みにドンピシャで!!実は僕が同キャラにハマったのって白金様の小説が元なんですよ。
素晴らしいレズバトル小説をこれからもよろしくお願いします!!

 

僕の糞みたいなリクエストを形にしてくださり誠にありがとうございます。
待ち続けた甲斐がありました!

素晴らしいです。

Re: 一体二人に....... 

> 何があったのか......知りたいけどそれを知るのは同キャラレズバトル物を書いていく僕にとって禁忌すべきものな気がする......
>
> いつも白金様のレズバトル小説読ませていただいてます!!どれもこれももう好みにドンピシャで!!実は僕が同キャラにハマったのって白金様の小説が元なんですよ。
> 素晴らしいレズバトル小説をこれからもよろしくお願いします!!

東屋さん、コメント有難うございます。
そこまで言っていただけるなんて感謝感激です。
これからもお付き合い頂ければ幸です。

Re: タイトルなし 

> 僕の糞みたいなリクエストを形にしてくださり誠にありがとうございます。
> 待ち続けた甲斐がありました!
>
> 素晴らしいです。

大変お待たせして申し訳ありませんでしま、
納得して頂けたなら何よりです。
これからもどうかよろしくお願いします。

 

二連続で同一CP物が来るなんて嬉しすぎます、ありがとうございます。

Re: タイトルなし 

ギャラーガさん、またコメント有り難う御座います。
段々と同一CPものも増えて行きました。
出来れば色んなジャンルに挑戦したいです。

 

どちらも譲らない対決は熱いですね

Re: タイトルなし 

ザップさん、コメント有り難う御座います。
やっぱりバトルものは燃えますよね。

 

toloveのモモの同キャラバトルとか見てみたいです!

 

同キャラ物は最高ですね。

Re: 

> toloveのモモの同キャラバトルとか見てみたいです!
コメント有り難う御座います。機会があったらやってみたいと思います。

Re: 

> 同キャラ物は最高ですね。
好レーナ さん、コメント有り難う御座います。同キャラも良いですよね。

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