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エルフ少女①

あけましておめでとうございます。
そしてお久しぶりです。
白金です。

今回のテーマは「エルフ」です。
人外ものは魔王ものしかやっていなかったので、神秘的なエルフを書いてみました。
……あまり、人と変わらない気がする。


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此処は迷いの森、そのさらに奥へ行くと、エルフの集落が存在する。
エルフの集落は精霊が宿る木々に囲まれており、多くの魔力が漂っている場所である。

そんな神秘的な場所で、一人のエルフの少女が道を歩いていた。

「おはようクリスタ」

「おはようございます」

道を行く人に声を掛けられ、律儀にお辞儀をするエルフの少女。
彼女の名前はクリスタ、エメラルド色の綺麗な長い髪をポニーテールで飾り、不思議な色をした金色の瞳をしている。

「今日も良い天気ね。また女王のおつかい?」

「はい、これを届けるようにと」

そう言ってクリスタは籠を持ち上げて見せた。
クリスタはエルフの女王の頼みでとある物を運んで来るように言われており、今日もまたソレを女王の元へ届けに行っているのだ。

「まだ若いのに大変ねぇ、まだ184歳でしょ?」

「ええ、でも女王様の役に立てるのですから、とても光栄です」

エルフは人間と比べて長寿である。
人間として考えるとエルフは100歳になってようやく10歳になるのだ。
それくらい、人間とエルフの寿命には差がある。

「それでは……」

そう言ってお辞儀をすると、クリスタはまた歩き始めた。

数分後、クリスタは他の家と比べてとても大きな屋敷の前に居た。
そして門番の人に話しかけると、クリスタは中へと案内された。

そして中へ案内されると、そこには大きな椅子に座った綺麗なエルフが居た。
頭には小さなティアラが飾られ、銀色の綺麗な髪をなびかせている。

「よく来てくれた。クリスタ」

「はい、女王様」

その場で膝を付くと、クリスタは深く頭を下げた。

「これが頼まれていた物です」

クリスタは前に籠を差し出す、そして女王の横に並んでいたエルフがソレを受け取ると、情報の横へと持っていた。
女王は頷き、籠の中の物を取り出す。ソレは石だった。紫色の光る不思議な石。

「うむ……良い魔力石だ」

魔力石。その名の通り、魔力を宿した石。
この石は触れる事によって魔力を吸い取る事ができ、とても重宝されている。
エルフの集落でした手に入れる事が出来ないので、希少価値は高い。
噂では、この魔力石を手に入れる為にエルフの集落に訪れる人間も居るらしい。

「ご苦労だった。下がって良いぞ」

「はい」

もう一度クリスタはお辞儀をすると、その場を後にした。
屋敷を出て、門の場所まで移動する。
すると、クリスタは背後から気配を感じた。
しかし警戒はしない。クリスタはこの気配が誰の者か知っているからだ。
小さくため息を吐いて肩をすくめると、クリスタは誰も居ない裏道まで移動すると、そこで足を止めた。

「……何か用?レティア」

「気づいてたんだ」

クリスタに名を呼ばれ、姿を現す金髪のエルフ。
彼女の名はレティア。綺麗な金色の髪にソレに合った青い瞳をしたエルフの少女。
歳は185歳でわずかにクリスタよりも年上だが、あまりクリスタは気にしていなかった。

「別に〜、今日もまた面倒くさそうな事してるな〜って思って、ちょっとからかってあげようかなと思い、付いてきただけだよ」

「そう、じゃぁもう用は無いわね。さよなら」

そう言ってその場から去ろうとするクリスタだったが、突然レティアはその場をジャンプしてクリスタの前に立ちはだかり、無理矢理歩みを止めさせた。

「……あんま、調子乗らない方が良いよ、お嬢ちゃん」

「嬢ちゃんって、わずか一歳差でしょう」

「それでも年上は年上なのよ。あたしの方が上」

そう言ってレティアは胸を張った。
しかしその胸はクリスタと同等、あまり上という感じがしなかった。

「で、まだ何か言いたい事があるの?」

「そりゃ色々あるわよ、あんただけ魔力石を運ぶ命令を受けてたり、色々と女王様に気に入られてたり……」

「要するに、私が気に入らないって事?」

クリスタが冷たくそう言う。
それを聞いてレティアは一瞬顔を固まらせたが、すぐにいつもの笑顔の表情に戻ると、ゆっくりと唇を引き上げながら口を開いた。

「よく分かってるじゃない」

二人の目線が合い、小さく火花が散る。
もしもこの空間に第三者が居れば、恐怖で気絶してしまうだろう。

「……貴方には関係ない事でしょ」

「それでも邪魔なのよ。あんたは色々とね」

「そう……」

冷たい言葉はぶつかり合う。
しばらくそうして睨み合っていた二人だが、しばらくするとレティアは軽く笑い、目線から外れた。

「いずれ、あんたとは決着を付けるわ。それまで精々女王様の犬でもしてなさい」

そう言ってレティアはジャンプして、家の屋根に飛び移って去って行った。
それを見届け、しばらく目を細めていたクリスタだが、完全に気配が消えるのを確認すると、ふぅとため息を吐き、肩の力を抜いた。

「……いずれ、ね」

小さくそう呟くと、クリスタは歩き出した。
彼女達に対決は近い。
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