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ラジオ放送ファイト ③



ラジオシリーズ 三話目 です。

今回はは序章的なやつなのでバトルはありません。


アイドルのヒカリとキサラギに、僅かな変化が訪れます。









 タプタプタプ、とヒカリはスマホを弄っていた。場所は自分の部屋。今日は仕事が無い為休み。かと言ってする事も無いので彼女は暇を潰すようにスマホを操作していた。自分の評価を見てみたり、最近の流行を探してみたりと、取り留めのない事を繰り返す。


「ふぅ……休みなのにする事が無いと逆に疲れちゃうわね」


 貴重な休みの日。身体を休ませる事だって大事な仕事である。しかしここの所仕事漬けだった為、ヒカリはいざ休もうと思っても中々身体を休ませる事が出来ずに居た。それどころかじっとしていると返って疲れてしまう。良く無い傾向であった。


「……ん?」


 ふとヒカリはスマホの画面に目を止める。アイドルに対しての皆のコメントが見れる場所なのだが、そこに書かれてあるコメントに気になる物があったのだ。


ーーキサラギちゃん可愛い!

ーーキサラギちゃんのラジオって良いよね。

ーー私もキサラギちゃんみたいな美人に生まれたかった。

 
 書かれてあるコメントは大体こんなものである。キサラギ、ヒカリのライバルとも言えるアイドル。よく一緒にラジオをしたり番組にも出ていて表向きには仲の良いアイドルと見られているが、その実は違う。お互いにキャラが似ている事から嫌い合っており、ラジオ中でもちょっとした競い合いをする程の険悪な仲であった。


「何でみんなキサラギの事を評価するのよ……私の方が百倍可愛いに決まってるじゃない」


 唇を尖らせながらヒカリはそう不満を零し、スマホを横にあった枕に叩きつけた。
 キサラギが可愛い事は認めよう。アイドルなのだから可愛いのは当たり前だ。むしろ当然の事である。だが何故自分の事よりキサラギの方が評価されるのだ、とヒカリは疑問に思った。自分の方がずっと可愛いはずである。コミュニケーション能力だって高い。もっと評価されて良いはずだ。彼女はそう考えていた。


「あーもう、ムカつくー……」


 ベッドに寝転がりながらヒカリはキサラギの事を考える。
 ロングストレートの綺麗な黒髪、長いまつ毛に凛々しい瞳、肌は陶器のように白くなめらかで、その佇まいからお嬢様のよう。そんなキサラギが気に喰わない……でも可愛いのも事実……ヒカリは複雑そうな表情をしながらベッドをゴロゴロと転がった。


「……んっ」


 不意に下半身の熱にヒカリは気が付く。いつの間にかアソコが反応してしまった。何故だろう?そんな事を考えている間も熱は高まって行き、我慢が出来なくなる。
 気付けばヒカリはパンツの上から指を這わして秘部を弄っていた。溜まっていた愛液が溢れ、クチュクチュといやらしい音を立てて快感が広がって行く。


「あ、んっ……凄い熱い……何で?」


 どうしてキサラギの事を考えていたらこんなに身体が熱くなってしまったのだろう?その疑問の答えを見つけられず、ヒカリはもどかしそうに声を漏らしながら指を動かし続けた。


「はぁ……んぅっ、もうちょっとで、イケそ……っ、んっ」


 クチャクチャと水音は大きくなっていく。パンツ越しでも愛液の濡れ具合がよく分かり、ヒカリの頬はほんのりと赤くなっていった。熱を帯びてヒカリは我慢できずに秘部を弄り続けながら空いてるもう片方の手で自身の胸を揉み、快感を高めていく。そして遂に。


「んっ……んん~~~~ッ……ッッ!!!」


 ビクンと肩を揺らしてヒカリは絶頂し、パンツを愛液で汚した。甘ったるい匂いを漂わせながらヒカリは静かにベッドに崩れ落ち、余韻に浸る。


「はぁ……はぁ……ッ、何で私、こんな事を……?」


 別にオナニーをするのは良い。自分だって年頃の乙女だ。我慢出来ずにやってしまう事はある。だがキサラギの事を考えている時に急にしたくなると言うのはどういう事なのか?ヒカリは信じられないとでも言いたげな表情で顔を肩を落とした。










「収録お疲れ様でーす」

「お疲れ様ー」


 キサラギは丁度番組の収録が終わった所で、ようやく仕事を終えた事からほっと一息付いてトイレに向かっていた。個室トイレの中に入り、スマホを取り出してスケジュールの確認をする。


「うん、今週のお仕事終わり! はー、疲れた……」


 今週の仕事が終わった事を確認してキサラギははー、と気の抜けた息を吐きながら嬉しそうにそう呟いた。何分色々と仕事を詰めてしまった為、休む時間が取れていなかったのだ。


「明日からは休みだし思いっきりリラックスしよーっと。後友達と連絡とかも……」


 せっかくの休みの為、キサラギは思いっきり楽しもうと今の内に計画を考える。その途中でふと彼女はヒカリの事を思い出した。水色のメッシュが入った白髪の女の子。ぱっちりとした瞳にスタイルも良く、今時のアイドルという雰囲気を纏っている。
 キサラギはヒカリの事が嫌いだった。表向きには仲の良いアイドルと言われているが、裏では実はいがみ合っている関係なのだ。


「あの子、今何してんだろ……」


 ふとキサラギはどうでも良い存在のはずのヒカリの事を考えた。
 同期である事から何かとヒカリとは番組等を一緒に共演する事が多い。そのせいで仲が良いなどのキャラ付けがされてしまったのだが、それでも付き合いが一番長いというのは事実だ。ひょっとしたらマネージャーよりも一緒に居る時間が長いかもしれない。
 しかしそんなヒカリとしばらくは会っていなかった。スケジュールが合わなかった為、しばらくヒカリと一緒に番組に出る事がなかったのだ。そのせいかつい彼女の事を考えてしまう。


「……ん」


 何故か、下半身が熱くなる。ジワリと蜜が溢れる音が聞こえる。
 何でこんな事になっているのか分からないが、身体の訴えに逆らう事が出来ない。しばらくヒカリと会わなかったから、必然的にイカせ合いをしなかったからだろうか?そんな疑問を抱きながらキサラギは唇を噛み、声を抑えながら自身の秘部をスカートの上から擦った。


「ふっ……ん、ぅ……」


 此処はトイレ。ひょっとしたら別の個室トイレに人が入っているかも知れない。いつ人が入ってくるかも分からない空間。そんな場所でキサラギは必死に声を抑えながら自身の秘部を弄った。クチュクチュといやらしい音が漏れ、何とかそれも抑えようと最小限の動きで快感を高めていく。


「んぁ、ふっ……んっ……くぅ……~~~~ッ!!!」


 ビクビクと肩を小刻みに震わせ、キサラギは絶頂する。パンツの中が愛液でべっしょりとなり、気持ち悪い感覚を抱きながらも感情が高ぶっていた事から快感で身体を震わせる。


「はぁ……はぁ……何で私……こんな……」


 余韻に浸った後、どうしてヒカリの事を考えてこんな事をしてしまったのか?とキサラギは疑問を抱く。そして気まずそうな表情を浮かべながら個室トイレから出て、その場を後にした。


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間違いなくお互い恋しがっちゃってますね...w

Re: 

774さん、コメント有難う御座います。
無意識に相手の事を想ってしまっているのかも知れません。
それに本人達が気付くかは分かりませんが。
このシリーズもゆっくりですが更新していきたいと思います。

 

キサラギの「あの子、今何してんだろ……」という台詞

完全に片想い中の女の子が言う台詞じゃないですかw
2人はもうお互いの身体だけで無く心も求めているのかも。

Re: 

46さん、コメント有難う御座います。
結構意識し合っちゃってるかも知れませんね。
ぼちぼち更新は続けていきますのでこれからも宜しくお願いします。

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