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修学旅行で 


軽いジャブ代わりに短編です。

テーマは「修学旅行」と言いつつステージはバスの中です。

久しぶりなので鈍っているかも知れませんが、皆様これからも宜しくお願いします。



by白金


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それは修学旅行の初日の出来事だった。
葵は移動中のバスで隣になった人物に嫉妬に似た怒りを感じていた。それは隣に座っている優香も同じ気持ちだった。
二人は学校の中でも一二を争う美少女で、自分の方が綺麗だと言い争う日々を絶えず過ごしていた。
そんな二人が偶然同じ席になってしまったせいで、バスの中には冷たい緊張感が流れていた。

(は〜……何で優香と隣の席になっちゃうのよ。ホント最悪)

(出席番号は全然違うのに、どうして葵と同じ席になるのよ?気分悪いな〜……)

お互いに相手を横目で睨みながら二人はそんな事を思う。
本来二人の名字は全然違うため、隣同士の席になるなんて事態は有り得なかった。しかし数人の生徒が遅れてやってくるというアクシデントが起きてしまい、そのせいで葵と優香は席を詰めて同じ席に座る事になってしまったのだ。

せっかくの修学旅行の初日で、最も大切なスタートがこんな事になってしまうなんて。二人は暗い気分になりながら出来るだけ隣の人物の事を見ないようにしようとお互いに顔を背けた。
少しでも気にしたらすぐに言い争いになる。その事は二人共よく理解している為、お互いに隣には人は座っていない事にするつもりなのだ。
周りの生徒達はそんな二人を見て揉め事は起こらなそうだなと安心し、ほっと息を吐いた。

「「…………」」

バスが発進して数時間後、二人の顔には嫌な雲行きが出始めていた。
お互いに無視するまでは良かったのだが二人にとってそれがマズかった。あまりにも沈黙が長過ぎた為、気まずくなってしまったのだ。

(まだ着かないの?いつまで優香の隣に座ってないといけないのよ!?)

(やっぱ気まずいなぁ。何で私がこんな目に会わなくちゃいけないだろ?)

終わらない苦痛にイライラし始める葵と、沈黙にストレスを感じ始める優香。
周りの生徒達はお喋りしたりゲームをしたりしているから良いが、この二人は揺れるバスの中で数時間も座ったままでいる。もはや我慢の限界だった。

(仕方ない……嫌だけど、これ以上沈黙が続くのも困るし、こっちから話し掛けるしかないか)

背に腹は変えられないと悟った優香は行動に移る事にした。
僅かに姿勢をずらして態勢を変える。すると優香が動いた事に気がついた葵は傾けていた顔を起こし、優香の方に顔を向けた。

「ねぇあんたさ、ファッション雑誌とかよく読む?」

「……へ?」

いきなりの言葉に目を丸くする葵。
優香自身も自分で話しかけておきながら、ためらったような顔をした。
二人の間に僅かな沈黙が起きるが、優香の意図を察した葵も気分転換にはなるかと判断し、その話しに乗る事にした。

「まぁ、読む方だとは思うけど……」

「ふーん、どんなの読むの?」

「MOONとかRibbonとかかな」

「あぁ、アレね」

ぎこちないが、なんとか二人共会話を成立させていた。
次第に会話の内容は今読んでいるファッション雑誌の事になり、そこに出ているモデルの人が綺麗だとか、スタイルが良いなどの話しになってきた。

「やっぱりアレはさ、服じゃなくてモデルの人が良いんだよ」

「まぁ一理あるわね。いくら服が綺麗でも着る人が綺麗じゃないと意味が無いものね」

「そーそー、丁度あんたみたいにさ」

話しが弾んで来た所で、一瞬二人の間に亀裂が入った。
気が緩んでしまったせいで葵が思わず本音を言ってしまったのだ。優香の頬はピクピクと引きつり、笑顔でありながらも怒りをあらわにしている。

「それ、どういう意味よ?」

「そのままの意味だけど?あんたが綺麗な服着たとこで、宝の持ち腐れじゃない」

二人は睨み合い、火花を散らし始めた。
周りの生徒達は騒いでいるせいでその事には気がついていない。だがそれはむしろ二人にとって好都合だった。周りがうるさければ、自分達が何をしようと大きな音さえ立てなければ気づかれない。既に二人は目の前に居る敵を消す事で頭がいっぱいだった。

「あんたがそれ言える?そんなださい服着てるくせにさ」

そう言って優香は葵の肩を小突くように押した。
葵は突然押されたしえで姿勢を横に傾け、頭に窓をぶつけてしまった。

「ちょ、痛いじゃない!何するのよ!」

「うるさいわね、静かにしてなさいよ」

いくら周りが騒がしいと言っても、大きな叫び声を上げれば一瞬で気づかれてしまう。二人は争うと言っても静かに争うしかなかった。

「あんただってその服、いつもの制服よりダサいじゃない!」

「あ、ちょっと……やめて、掴まないでよ!」

あくまで小声で、二人は言い争いながら取っ組み合い始めた。
相手の服を破くように強く掴み、引っ張る。お互い体は横向きになっているせいで、おかしな態勢になりながら二人は取っ組み合っていた。

「このっ……くっつかないでよ!」

「あんたが押してきたんじゃないの、離れてよ!」

取っ組み合って来る葵をなんとか離そうと優香は手に力を入れて押し返そうとするが、逆に力を入れてしまうせいで余計離れづらくなってしまった。
丁度その時、バスが急停止した。赤信号だから。
その時に衝撃のせいで二人は姿勢をずらし、お互いの手が丁度相手の股に重なってしまった。

「ちょ、あんたどこに手入れてんのよ!」

「ち、違っ……バスが揺れて!あんただって私のに触ってるじゃない!」

お互い今回はスカートではなくジーパン履いて来ていた為、簡単に触れるようになっていた。すると丁度バスが発進し、二人はまた態勢がズレた。
その時二人の手が動いてしまい、相手の股を擦るような形で動かしてしまった。

「んぁっ……ちょっと……」

「あ、あんた……何してっ……」

長時間座っていたせいか二人の股はすぐ感じてしまい、甘い声を漏らしてしまった。その声を聞いてしまったせいか、二人の手は止まらず、自然と相手を気持ちよくさせようとせわしなく動いていた。
周りに声が聞こえないよう、二人はなんとか声を押しとどめるが、それでも僅かに喘ぎ声は漏れてしまう。
いよいよ限界になってきた二人は丁度横に居る相手の肩を甘噛みし、声が漏れるのを防いだ。

「「ん、んんんんんんんんんん!!」」

姿勢は前にしたまま二人は上半身だけ抱き合うように近づけ、自分の口元を相手の肩に押し付けて逝ってしまった。お互いの肩に相手の甘い息が漏れ、温かさを感じる。
その後二人は気絶してしまい、友達が起こしてくれるまで抱き合ったまま眠っていた。

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No title 

お久しぶりです!
すごくいいですね!
続き楽しみにしてます!

 

こういう系の話は好きですねー^ ^

 

コメント有り難う御座います。
更新はまだまだ遅いですが、これからも宜しくお願いします。

No title 

この話もし続きがあれば気になります!
続編を考えて貰えると嬉しいです

Re: 

コメント有り難う御座います。
出来るだけ書くよう務めますので、その時は宜しくお願いします。

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