FC2ブログ

「あの夏の日の出来事を俺はまだ覚えている」 後編


後編です。
なんとか完結する事が出来ました。

自分としてはリアル感を出したかった為、ある程度制限を掛けたりして書いてみたのですが……どうでしょうか?上手く書けていれば幸いです。出来なかったら、申し訳ない。


前回での一件と今回の一件で主人公の康祐君は夏に凄い思い出が出来てしまいました。
夏は一番思い出が深まる季節……私もこんな出来事と出会えれば良いのですが……







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昔から俺と姉貴は比較的に仲が良かった。
小さい頃から同じ布団で寝ていたし、風呂にも小学校を卒業するまで一緒に入っていた。母親が夜遅くまで仕事をしていた時も俺の夕食を用意をしてくれたのは姉だったし、家事や洗濯をしてくれたのも姉だった。
俺が美咲姉さんの事を好きになった時も姉はいち早く勘づき、少し寂しそうな顔をしてはいたが、優しく応援してくれた。……俺としては従姉なんだから止めて欲しかったのだが。

姉は美咲姉さんとも仲が良かった。
同い歳という事もあって話し易かったからか、姉と美咲姉さんは親戚の集まりの時には必ず顔を合わせていた。
だから俺はあの二人が喧嘩した所を一度も見た事が無い。それくらい仲が良かったのだ。

そんな風に昔の事を思い出しながら俺は寝返りをうった。
時刻は既に零時を過ぎている。親戚の伯父さん達は酒に酔いつぶれいびきを掻きながら寝ており、従兄弟達も流石にもう寝ている。
そんな中、俺だけが起きている。
ーー理由は単純、つい先程初恋の相手である美咲姉さんに襲われかけたからだ。

「はぁ……眠れねぇ」

風呂場での一件の事が忘れられず、俺は項垂れた。
アレはきっと美咲姉さんが酔っていたから起きた事なのだろう。その事は十分理解している。……だけども、美咲姉さんは俺の初恋の相手。それだけで収める事は出来なかった。

「喉渇いたな……冷蔵庫になんかあったっけ」

夜中とはいえ夏なのでまだ暑く、喉が渇いた俺は階段を降りて冷蔵庫へと向かった。
冷蔵庫からペットボトルを取り出し、キャップを外して中に入っている水を一気に飲み干す。今の気分なら、お酒でも飲み干せそうな気がした。
空っぽになったペットボトルをゴミ箱に捨てた後、俺はフラフラの足取りで自室に戻ろうと歩き始めた。ーーすると、何か物音が聞こえ、気になった俺は足を止めた。

「……ッ……ン……」

(声……?まだ誰か起きてるのか?)

声が聞こえた方に向かうと、姉の部屋の前にたどり着いた。
どうやら姉がまだ起きているらしい。だが妙だ。姉は誰よりも早寝早起きをする真面目人間で、こんな夜遅くまで起きているはずが無い。
何をしているのか気になった俺は襖を少しだけ開き、中を覗き込んだ。ーーするとそこではとんでもない出来事が起こっていた。

「んっ……ちゅ……んぁ!」

「はふっ……んぅ!……ん」

なんと部屋の中では下着だけの姿の姉と美咲姉さんの二人がキスをしていた。

(なっ……!?美咲姉さんと……姉貴っ!?)

思わず声を出しそうになってしまい、俺は慌てて自分の口を手で覆った。
何度か深呼吸をし、俺は改まって状況を確認した。部屋の中では美咲姉さんと姉の二人だけ。二人はまだ俺の事には気づいていないようでキスを続けていた。

(え……どういう状況なんだコレ、なんで姉貴と美咲姉さんが!?)

女同士であり、従姉妹でもある二人が何故こんな事を?俺の頭の中はまさしくパニック状態だった。
確かに姉貴と美咲姉さんが仲が良い。いつも笑顔で時には手を繋いだりしている事もあった。だが二人がこんな関係であった気配は全くなかった。事実、美咲姉さんにはちょっと前まで彼氏が居た。

(女同士でキスとかエロいな……あ、これディープキスだ)

改めて見ると二人は凄い濃厚なキスをしていた。
舌同士を絡め、時には口でひっぱったり、相手の口内に突っ込んだりと。相手の胸に手を触れ、軽く揉むようにと動かしたりもしていた。
ーーここで俺はふと違和感に気づいた。
二人は確かに濃厚なキスをしているが、どこか嫌々そうな顔をしている。といるより敵視しているのか、睨み合いながらキスをしていた。

(なんか変だな……姉貴と美咲姉さん、まるで喧嘩しているみたいな)

疑問に思い始めた俺を他所に二人はさらに濃厚なキスをし始めた。
相手の口に自分の口を覆い、息をさせない様に密着し合いながら口を動かした。時より頬が動いており、彼女ら間で舌同士が激しく絡み合わせている事が分かる。

「んっ……んんん、んぅぅぅ!!」

「んく……んっ……んぅぅぅ!!」

「「ぷはっ…………!!」」

二人は口同士を合わせたまましばらく動かず、やがて呼吸が苦しくなったのか、同時に口を離すと糸を引きながら体を離した。
肩で息を切っているので、相当苦しかったのだろう。ならば何故、そこまでキスをしたのか?

「はぁ……はぁ……どうしたの、もう終わり?」

「まさか……はぁ……まだ、ヤれるわよ」

ある程度息を整えた後、美咲姉さんが姉貴に挑発すると、二人はまたキスを再開した。今度は先程よりも激しくはないが、それでも乱暴に相手の髪を掴みながらキスをしていた。

ーーやはりそうだ。これは明らかに普通の関係じゃない。いわゆる「イカせ合い」というやつなのだろう。以前友人がそんなジャンルのアダルトビデオがあると言っていた。男である俺も多少はそれに興味を持ったが……まさか生で見られるとは。
だがそれでもまだ疑問は残る。何故二人がイカせ合いをしているかだ。
俺が知っている二人は本当に仲が良く。喧嘩をした所など一度も見た事が無い。一体何故姉貴と美咲姉さんはこんな事をしているんだ?

「ん、相変わらず……胸は弱いみたいだね」

「あっ!……やめ、んぁぁぁ」

一度キスを中止すると、美咲姉さんは姉貴の下着を無理矢理脱がし、乱暴に胸を揉み始めた。すると姉貴は顔を赤くさせ、声を漏らすのに必死に抵抗した。

「そうやって我慢ばっかしてるから康祐君にも気持ちを伝えられないんだよ。もう10年だよ?いい加減諦めたらどうなの?」

「そんなの……あんたには関係ないでしょ!あんっ……!!」

その言葉に俺は首を傾げた。
今言った美咲姉さんの言葉にはどんな意味があったのだろうか?やけに姉貴は恥ずかしそうな顔をしているが……俺にはあまり意味が理解出来なかった。

「……あんたに取られるくらいなら、康祐が一生彼女居ない方がマシ!」

「うっわ〜、凄いブラコン……んぁ!!」

今度は姉貴が美咲姉さんに襲いかかり、下着を脱がすと乳首をつまんで弄り始めた。
二人はそのまま向かい合わせでお互いの胸をもみ合い、喘ぎ声を漏らした。
ーーとうかなんだ今の会話?まさか二人が戦ってるのって……俺を取り合っているからか?いやいやいや、どういう状況だよ、全然理解出来ない。美咲姉さんに好意を持ってもらえるのは嬉しいが……姉貴とは姉弟なんだぞ?一体あの二人は何を考えてるんだよ。

「くぅ!……確か、今年で9勝9敗だっけ?……あんっ!」

「丁度同点って事ね……んっ!……なら、今年で差をつける……んんっ!」

「私が勝つけどね♪……んちゅ」

「いいや私が勝つ……ちゅぱっ」

二人は胸を揉み合いながら顔を近づけてキスをし、密着し合った。
ーー今の会話から察するに、どうやら二人は毎年こうやって会う度にイカせ合いをしていたらしい。まさか俺の知らない所で二人がこんな事をしていたなんて……ましてや俺を取り合ってだとか。
自分の知らない所で女二人が俺を狙っていた事と考えると、何だか笑えて来た。だが今はそんな事をしてる暇は無い。とにかく今は二人の様子を見るしか無い。美咲姉さんと姉貴のどっちが勝つのかもちょっと気になるし。

「んっ……っは……ほら、イっちゃいなよ!!」

「ひゃん……んぅ、あんたが先に……イけ!!」

段々と限界が近づいて来たのか、先程よりも二人は声を上げ始めた。
もしも今こんな上達の二人を見た親戚達が居たとしたら、その人はきっとショック過ぎて気絶してしまうだろう。それくらい過激なプレイだった。
二人は相手の胸を掴むと自分の胸にぶつけるように乳首同士をくっ付け、突起した乳首同士をくりくりとぶつけ合わせた。

「こんな乳首固くして……ほらっ、もう限界っ……でしょ!?」

「あんっ!……ん、やめっ……おっぱいは駄目っ……んぁぁ!!」

やはり姉貴は胸が弱いらしく、乳首を攻めてらると先程の勢いを失くし、受けとなってしまった。そのまま押し倒されるように美咲姉さんに伸し掛られ、姉貴はビクビクと肩を振るわせてイってしまった。

「あ……あぁぁぁ……ぁ」

「はぁ……はぁ……フフフ、私の勝ちだね♪」

姉貴が恥ずかしそうに両手で顔を隠し、それを見て美咲姉さんは嬉しそうに笑った。
ーー驚いた。まさかあの真面目な姉がイク時はあんなエロい声を出すだなんて……。
気がつくと俺の股間にある一物は勃起しており、すっかり興奮してしまっていた。

「ま、まだ終わってない……!!」

「え、きゃっ!……ちょっと、奈々ちゃん!?」

「誰が一本勝負だなんて言ったの?まだ勝負は続いてるんだから!」

「あ〜、ズルい。んぁっ……!!」

姉貴は大人げなくそう言うと美咲姉さんを押し倒し、無理矢理パンツを脱がすとアソコを撫で始めた。
美咲姉さんのアソコには当然だが毛が生えており、昔一緒にお風呂に入った時とは違い、完全に大人の体だった。そんな美咲姉さんの大人の姿を見てしまい、俺はさらに興奮した。気がつくと手が自然と動き、一物をしごき始めていた。

「はぁ……はぁ……あんたはココが弱かったわよね!」

「んぁ!奈々ちゃん、もっと優しくっ……んぁぁ!!」

美咲姉さんの言葉など耳にも貸さず、姉貴は激しく手を動き始めた。
段々と美咲姉さんのアソコからは愛液が漏れ始め、ちゅぷちゅぷといやらしい音が部屋に響き始めていた。

「あっ!駄目……イっちゃう!イっちゃうよ奈々ちゃん!!」

「いいよ、イきなさい!……イっちゃえ、美咲!!」

先程の攻防で既に体力を消耗したからか、美咲姉さんはすぐに限界が来てしまった。
体を折り曲げるようにもだえ転がり、最後には無理矢理起き上がって姉貴とキスをして抱きついた。

「ひゃあああん!!……んっ……あ、はっ……はっ……!」

「はぁ……はぁ…これで、同点ね」

二人は疲れた顔をしながら抱き合い、相手の肩に顎を乗せながらそう言った。
先程と違って二人の間からは敵意のような物は感じられず、最初よりも大分穏やかなムードだった。

「……どうする?……決着つける?」

「……うん、もう一勝負しようか……」

息を整えた後、美咲姉さんと姉貴はそう言って決着をつける事にし、また密着して抱き合うとベッドの上に倒れ込んだ。
俺はこれ以上見ていると気づかれる可能性もある為、襖を静かに閉じるとその場から去った。
……さて、この汚れてしまったパンツをどうしようかね。

翌朝ーー昨日の夜はあまり眠れなかった。
何せ俺がベッドに戻った後も姉貴達が居る部屋から物音が聞こえ、俺は気になって気になって仕方が無かったのだ。……こんな状態で俺はあの二人とどんな顔をして会えばいいのやら。

「あ、康祐君おっはよー♪」

「み、美咲さん……どうも」

「もう朝ご飯出来てるよ?伯父さん達はもう食べちゃったから後は康祐君だけだよ〜」

「分かった。す、すぐに行く」

出来るだけ平常心を保ちながら俺はそう答えた。
美咲姉さんは別に怪しむ様子も見せず、そのままスキップをしながら台所の方へと向かって行った。
……なんか拍子抜けだな。確かに俺が見ていた事はバレていないが、美咲姉さんは風呂場で俺を襲って来たんだから、何かしら反応があっても良いと思うんだが。

「おはよう、康祐」

「あ、姉貴……おはよう」

「どしたのあんた、さっきから変だよ?」

「べ、別にそんな事ねーよ」

姉貴にも出来るだけ普通に挨拶をし、俺は朝食が用意された机の方へと向かった。
焦っている俺の事を疑問に思いながら姉貴はそこまで心配した様子も見せず、そのまま台所の方へ行って美咲姉さんと会話をし始めた。

(二人はまるで昨日の事なんて無かったかの様に普通に話してる……あれは夢だったのかな)

あまりにも普通に話している二人を見て俺は昨日の事が夢だったのかと思ってしまい、なんだか残念な様な、安心したような複雑な気分になった。
数日後、俺と姉貴は実家を後にし、東京へと戻った。
姉貴は出て行く時も美咲姉さんと楽しそうに話しており、別れる時は寂しそうな顔すらしていた。本当に、昨日のあの敵意の眼差しはなんだったのだろうか。

そして翌年、俺と姉貴は再び実家へと訪れた。
その際、俺は夜中にこっそり起きて二人がまたイカせ合いをしているか姿を探してみたが、どうしてもその姿を見つける事は出来なかった。

翌年も、その翌年も。二人が再びぶつかり合う事は二度と無く。まるで本当にあの夏の日の出来事が夢だったかのようだった。

ーーだが俺は確かに覚えている。あの暑い夏の日の出来事を。

スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
[PR]

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

 

これも名作ですね!

いきついかせつ、意地の張り合いが最高です!

この年で何か2人的に仲良くなってしまったのか、毎年恒例のがなくなってしまったのが、残念です…(T-T)

Re: タイトルなし 

コメント有り難う御座います。
不思議感があると思って、一度きりになりました。
申し訳ありません。

トラックバック

http://hakukinn.blog.fc2.com/tb.php/40-956a7654