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「ルーシィVSリサーナ」 2話



「ルーシィVSリサーナ」2話 です。

今の所順調に書けていますが、また少し忙しくなってしまうかも……
急に更新が途絶えたりしたら、その時は申し訳ございません。

出来る限り、更新続けて行きたいと思います。

※今回はちょっと少ないです。申し訳ございません。









「おーい、リサーナ!この依頼受けようぜー!!」

「うん、ちょっと待ってってー!」

ナツに手を振りながら、最近調子良いな〜、とリサーナは思っていた。
このギルドに戻った時は色々と不安はあったリサーナだったが、彼女は自分が想像していた以上に皆に受け入れられていた。
幼馴染みのナツとも再会でき、まさに彼女は幸せの真っ只中だった。

しかしそんな彼女にも悩みがあった。ーーそれはルーシィの事である。
どうも最近ルーシィが自分と会うと、避けるように去って行く。自分が何をしたわけでも無いので、理由が分からないリサーナは困ってしまった。

「……あ、ルーシィ!」

「……ぁ」

リサーナがトイレに向かっていると、角で偶然ルーシィと出会ってしまった。
ルーシィはリサーナの顔を見た途端暗い顔をしてしまい、逃げるように去ろうとした。すぐさまリサーナはルーシィの手を掴み、声を上げた。

「待ってよルーシィ!何で最近私の事を避けるの!?」

「そ、それは……」

「私が何かしたの?ルーシィが何か嫌がるような事したなら謝るから、教えてよ!!」

「ち、違うのリサーナ……駄目なのは、私で」

リサーナはなんとか理由を聞こうとするが、ルーシィは瞳を左右にずらすだけで中々答えてくれなかった。

「おーい、リサーナ?何してんだよ。早く行こうぜ」

「あっ、ナツ……うん、分かったからちょっとだけ待ってて」

「おー、分かった」

心配して様子を見に来たナツにそう言い、リサーナはルーシィと二人だけで話しをする事にした。
先程のルーシィの反応で彼女が何かを確信している事は分かっている。後はそれを聞き出すだけだった。リサーナはそう思って決心すると、真剣な顔をしてルーシィと向かい合った。

「ねぇ教えてよルーシィ」

「そ、その……私ね」

逃げられないと感じたルーシィは諦めたようにため息を吐き、しばらく悩むように顔を伏せた後、覚悟を決めた顔をしてリサーナと向かい合って口を開いた。

「私ね、ナツの事が好きなの……」

そう言った瞬間、ルーシィは思わず言ってしまったと後悔してしまった。
しかし当のリサーナは怒ったような顔も悲しんだような顔もせず、少しぽかーんと口を開けて呆けていると、やがて我に返っって笑顔を見せて来た。

「なーんだ!そうだったの!」

「……え?」

「そっかぁ、ようやくルーシィも堂々と好きって言えるようになったんだ。良かったじゃん!」

リサーナの予想外の返答にルーシィは目を白黒させて戸惑った。
本当ならショックで散々な事を言われると考えていた。けれども今目の前では嬉しそうな顔をしながら話すリサーナが居る。一体これはどういう事なのか?疑問に思ったルーシィは思わず聞いてしまった。

「ショ、ショックじゃないの?リサーナもナツの事が好きなのに……」

「うん、私もナツの事は好きだよ。だけどそれでルーシィと仲が悪く理由にはならないじゃん?むしろ良きライバルだよね!」

どうやらリサーナはルーシィがナツの事を好きになってもそれで友人との接し方を変えるような事はせず、むしろライバルとして認めてくれた。
本当に優しい子だと思いながらルーシィはほっと安堵の息を吐いた。

「それなら丁度いいや!今夜ナツの事で二人で話し合おうよ!」

「え、それって……」

「ガールズトークだよ!良いでしょ?」

「うん、リサーナが構わないなら……」

そう約束するとリサーナは「じゃぁ今夜ねー」と手を振りながらルーシィと別れ、ナツが待つカウンターの方へと走って行った。
リサーナが居なくなった後、ルーシィはもう一度安堵の息を吐いて胸をなで下ろした。けれど同時に別の緊張感も現れる。何せ今夜、二人でガールズトークをしようと約束してしまったからだ。




つづく

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No title 

更新お疲れ様です
再開されてたんですね
とても楽しみです
ご挨拶が遅れましたがリンク追加させて頂いてます
これからも宜しくお願いします

Re: 

感想有り難う御座います、にわにわさん。
リンク有り難う御座います。そちらの作品もスレの時から楽しみにしていたので、今後も宜しくお願いします。

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