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「アリサVSシエル」 難易度3


「アリサVSシエル」 三話目 となります。


今回は序章、次回から本番という流れです。

それにしてもゴッドイーターは良いキャラが揃っていますね。
個人的にはジーナさんも出したいのですが……それはまた今度ですかね。












「はっ……はっ……」

「はぁ……はぁ……うぅ」


あれからシエルとアリサは激しくキスし合った後、ようやく気持ちが落ち着き、冷静さを取り戻していた。そして自分達がやってしまった行為に恥ずかしさを覚え、二人は目を合わせず背を向けたまま瓦礫の上に座り込んでいた。


「ドン引きです……女の子同士でキスする羽目になるなんて……」

「私も……まさかファーストキスの相手が貴方なんて思いもしませんでした……」


二人の間に暗い沈黙が訪れた。
アリサは同性と行為をしてしまった事に後悔し、シエルは流れで自分の初めてのキスを同性にしてしまった事に後悔した。
恋敵から好きな人を奪う為に戦ったというのに、その恋敵と行為をしてしまった……二人の頭はそんなあまりの恥ずかしさから爆発しそうだった。

そんな訳で二人はしばらく黙ったまま座っていると、そこにブラッド隊長が現れた。
二人にとってつい先程まで自分達が戦っていた原因でもある彼は、二人が先程までしていた行為など知る訳も無く、満面の笑みで二人に手を振った。


「二人共お待たせ! ごめんね、ちょっと途中でザイゴードの群れに襲われちゃってさ……あれ?なんか二人共息づかい荒くない?」

「そ、そんな事ありませんよ……!」

「ちょっと苦戦しちゃって疲れているだけです! も、問題ありません」


シエルとアリサの様子がおかしい事にブラッド隊長は気づき、二人に質問した。すると二人はすぐに言い訳をし、何でも無かったかのように誤摩化した。
先程までの自分達がしていた行為がバレれば、嫌われるどころか幻滅されてしまうかもしれない……そんな不安から二人は協力して口裏を合わせた。


「そっか、ごめんね。僕がさっさと倒していれば二人に加勢出来てたんだけど……」

((本来なら一人で討伐出来る方がおかしいんですけどね))


簡単そうに言うブラッド隊長に二人は呆れたように心の中でそう呟いた。
天然な所があるブラッド隊長は戦闘能力だけは以上に高く。本来なら数人掛かりで臨まなければならないような大型のアラガミでも単身で討伐してしまう。だからこそ、彼は隊長まで上り詰めたのだ。
シエルとアリサは改めて自分達の目の前に居る男性がアラガミ以上の化け物である事を思い知った。


「じゃ、帰ろっか!」

「「はい!」」


ブラッド隊長は笑顔でそう言い、シエルとアリサも元気よく返事した。
そして三人はヘリの到着時点まで歩き始める……その間、並んで歩いているシエルとアリサはお互いのお腹を抓り合っていた。



  ◇   ◇   ◇



「はぁ……本当にシエルさんには困ったものです」


アナグラに戻った後、アリサはラウンジのカウンターで疲れたようにため息を吐いた。
シエルとのいざこざがあった為、今のアリサは色々と頭の中がグチャグチャであった。だが、それでも彼女の頭の中にはシエルに対する対抗心が燃え上がっており、今だその瞳からは嫉妬の炎は消えていなかった。


「アリサさん、どうかしたんですか?」

「……カノンさん」


ふと声を掛けられ、後ろを振り向くとそこにはカノンが居た。
カノンはかつて共に戦った仲間でもあり、気兼ねなく話せる友人でもある女性だ。
カノンはニコリと微笑みながらアリサの隣の椅子に腰を掛け、詰め寄って来た。


「悩み事ですか?さっきからずっとため息ばかり吐いてましたけど」

「……え?私、そんなにため息ばっか吐いてました?」

「ええ。それはもう、空気が抜けた風船のように」


まさか自分が人に指摘されるくらいため息を吐いていたとは思わず、アリサは驚いたように目を見開いた。そんなアリサの仕草を見てカノンは面白そうにクスっと笑った。


「何か嫌な事でもあったんですか?」

「いえ……ちょっと知人と揉め事をしてしまって……大した事じゃないんです。何て言うか、実は……」


シエルとイカせ合いをしたなど言える訳も無く、アリサは少し話を誤摩化してカノンに事の事情を説明した。
自分には好意を寄せている人が居るのだが、それを邪魔してくる存在が居る。そういう風に話をでっち上げた。


「なるほど〜、つまりアリサさん達の関係を邪魔してくる嫌な人が居て……アリサさんはその人をどうにかしたい訳ですね?」

「ま、まぁ……大方そんな感じです」


自分が言いたい事は伝えられたので、アリサはひとまず良しとした。
アリサの説明を聞いたカノンはしばらく考えるように頭を捻らせ、やがて何から閃いたような表情をし、懐から何かを取り出した。


「だったらコレ! コレを使えばその人も形無しですよ!!」


カノンが取り出した物はとても小さな瓶だった。
中には何やら怪しそうな液体が入っており、飲む気が起きない色をしていた。
おそらく普通の飲み物として使用しては駄目な物なのだろう。アリサは本能的にそう感じ取った。


「な、何ですか?その……見るからに怪しそうな瓶は?」

「いえいえ、別に至って普通の飲み物ですよ。ただちょっと刺激が強いだけです。コレを相手に飲ませれば……アリサさんの勝利は間違い無しですよ!」


やたらとカノンは瞳を輝かせながらアリサに瓶を見せつけて来た。
アリサは少し身を引きながらその瓶を見つめる。中身はどう考えてもいけない物だ……だが、カノンがここまで言うからには効果があるのは確かなのだろう。
悪影響はなさそうだし、少しくらい使っても良いのでは?アリサの闇の部分が甘い誘惑に釣られた。


「ほ、本当に?」

「本当に本当です! 百%間違い無しです!!」


最後のアリサは確認し、何度も頷くカノンを見てようやく折れた。
そしてカノンからその怪しい瓶を受け取り、アリサはシエルとの再戦を誓った。



    ◇   ◇   ◇
 



「はぁ……本当に疲れました」

「凄いね。シエルさんがそんなにため息ばかり吐くなんて。ちょっと意外」


此処はユノの部屋。綺麗に整頓されたその部屋でシエルはソファーに座り、ため息を吐いていた。そんなシエルを見てユノは心配そうな表情をした。
あれから、アナグラへと戻って来たシエルはさっさとシャワーを浴びて着替えると、友人であるユノの部屋へと向かった。ユノはブラッド隊長とは違うもう一人の友人で、唯一悩み事を相談出来る人であった。


「少し嫌な事があったんです……自分の親しい人との関係を怖そうとする障害がありまして……その人をなんとか出来ないかと」

「ふ〜ん……つまり、シエルはその人に勝ちたいって事?」

「まぁ、そういう事ですね」


ユノはどことなく事情を察したように頷き、自分のタンスからある物を取り出した。
それはとても小さな瓶で、中には何やら怪しい色をした液体が入っていた。


「な、何ですかそれは?」

「ちょっと特別なお薬。シエルがその人をどうにかしたいって思うなら、コレを飲ませると良いよ」


そう言ってユノは半ば強引にシエルにその瓶を手渡した。
別に欲しくもない瓶を渡されたシエルは困ったように表情を曇らせ、その瓶を見つめた。そんなシエルに後押しするようにユノは彼女の肩を叩いた。


「大丈夫、別に危ない物じゃないから。ただちょっと眠くなっちゃうだけ」

「これを……相手に飲ませれば良いんですか?」

「うん、そうすればシエルの思い通りになるよ」


あまり良い提案だとは思えないが、せっかく友人が自分を応援してくれて居るのだ。シエルは結局情に負け、その瓶を受け取る事にした。


「これを……飲ませれば……」


瓶を見つめながらシエルは静かにそう呟いた。
これさえアリサに飲ませれば自分の勝利は確かな物となる。そんな考えからシエルは簡単にユノの言葉を信じ、心の中で再戦を誓った。





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