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「アリサVSシエル」 難易度4



「アリサVSシエル」 四話 です。


後一回で終わりになると思います。
どうか宜しくお願いします。








それからしばらくして、アリサとシエルは友人から貰った飲み物を相手に飲ませる為に恋敵の姿を探していた。そして二人はまるで決められていたかのようにロビーで鉢合わせとなった。
二人の目と目が合った瞬間、アリサとシエルの間に重い沈黙が流れた。


「あ……シエルさん」

「アリサさん……」


お互いに一度関係を持ってしまっただけに気まずさがあり、二人は一瞬目を逸らした。だがすぐに気持ちを変え、相手への恨みを思い出すとすぐにまた目線を戻した。


「丁度良い所に……シエルさんに少しお話があったんです。私の部屋に来てくれませんか?」

「奇遇ですね。私もアリサさんに用事があったんです。」


そして二人は邪魔が入らないよう、個室へと移った。
アリサの部屋はまるで準備していたかのように綺麗に整頓されており、シエルを迎い入れた。部屋に入ると同時に二人の間に怪しい雰囲気が流れ始めた。

二人は無言で睨み合い、ゆっくりと腰を降ろした。
今にも戦いを始めてしまいそうな様子の二人はとてもピリピリとしていた。もしも此処に神機があったら大変な事になっていただろう。


「今、お茶を用意しますね」

「はい……」


アリサは一度席を立ち、お茶を用意した。
カノンから貰った怪しい瓶を飲ませるには何かに混ぜるのが一番だ。アリサはそう考えてこの作戦を実行する事にした。
カップにお茶を注ぐ際、アリサはシエルには見えないよう、瓶の中に入っていた液体を一滴だけ垂らした。


「すいません、私砂糖を入れたいんですが」

「ああ、それなら確かこの辺に……」

(今の内だ)


アリサが顔を横に向けた瞬間、シエルもカップの中に液体を一滴垂らした。
お互い同じ事をしたとは当然知らず、二つのカップに薬は盛られる事となった。


「どうぞ」

「頂きます」


二つのカップに薬が入っている事も知らず、アリサはシエルに自分が入れた薬入りのカップを渡した。
そして二人は自分の作戦が上手く行ったと微笑みながらお茶を一口飲んだ。
その瞬間、心臓がドクンと脈打った。


((…………?))


体の異変にいち早く気づき、二人は疑問に思った。
自分は確かに相手のカップに薬を入れたはず。なのに何故、自分の方がおかしくなっているのか?
考えても答えが出るはずもなく、二人は体がどんどんおかしくなっていくのを耐えるしか無かった。


(ど、どうして?薬は確かにシエルさんのカップに入れたはず……)

(体がおかしい……まさか、カップを間違えた?)


まさか自分が薬を入れた方のお茶を飲んでしまったのかと二人は推測したが、確かにカップは何も入れていた方のはずだった。だから自分の体がおかしくなるのは、おかしい事なのだ。

既に気づいているかも知れないが、二人が盛った薬は媚薬である。
カノンとユノがどういうつもりで二人にこの薬を渡したのかは分からないが、何にせよ結果は二人共媚薬を含んでしまうという結果になってしまった。


「と、ところでシエルさんは……ブラッド隊長のどこが良くて好きになったんですか?」

「……え?」

「ただの世間話ですよ……少しくらい教えてください」


相手に自分の調子がおかしい事を悟られないよう、アリサは話題を逸らす事にした。
シエルも自分の体の事を悟られないため、その話題に乗る事にした。


「そ、そうですね……やっぱり頼りになる所でしょうか」

「ああ、確かにあの人は凄い強いですもんね……」


明らかに二人の口調はおかしくなっていたが、二人共薬を盛られて頭がぼーっとしている為、相手もおかしくなっている事には気づいていなかった。
自分の体の事を悟られないよう、二人は必死に話を続けた。少しでも話題を逸らして相手の気を逸らしたかったのだ。


(おかしい……私、何でシエルさんの事を可愛いと思っちゃうの?)

(絶対に変です……どうして私はアリサさんの事を綺麗だなんて……?)


媚薬は惚れさせる効果がある。二人は見事それに掛かっていた。
だが自分が媚薬を飲んでしまった事など当然知るはずもなく、二人は自分が相手の事を好きになっていると勘違いしてしまっていた。


(有り得ない……私がシエルさんの事を好きになるなんて……ドン引きです)

(意味不明です……どうして私が女性であるアリサさんを好きになるんですか)


自分達が完全におかしくなっている事に気づかない二人は自分の気持ちが本当のものだと勘違いしてしまった。
気がつけばアリサとシエルはお互いの体をチラチラと見ながら欲情していた。


「シエルさんって……エ、エッチは初めてだったんですか?」

「い、いきなり何を言ってるんですか?」

「ちょっと……気になって……」


先に行動に出たのはアリサだった。
自分の席を立ち上がり、乗り上げるように机に手を付いてシエルに近づいた。


「同性とするのは初めてでした?」

「何をっ……ん!?」

そのままアリサはシエルにキスをした。
唇を包み込むように合わせ、そのまま倒れ込む様にシエルに抱きついた。
シエルも薬の効果がある為、アリサのキスを拒絶する事なく迎え入れるように唇を強く押し合わせた。


「んっ……んぅぅ……」

「んぅ……んんん……」


二人は本当に愛し合う恋人同士のように濃厚なキスをした。
手を相手の背中に回し、自分の胸を相手の胸に押しつけ、二人は密着し合った。


「んちゅ、ちゅっ……ちゅぱっ、シエルさん、可愛い」

「んぅ、ちゅっ……んちゅっ、アリサさん……素敵です」


そう言って二人は舌を出し、舌同士を絡み合わせた。
くちゅくちゅと二人の間でいやらしい音が響き、二人は濃厚なディープキスをした。部屋には甘い匂いが漂い始めた。


(私……やっぱりシエルさんの事が好きだったのかな?キスするとこんなにいやらしい気持ちになっちゃう……)

(私はアリサさんの事が好きだったの?ブラッド隊長よりも、アリサさんの事を考えると頭がぼーっとしちゃう……)


自分の本当の気持ちが分からなくなってきた二人は、ただ目の前の相手と気持ちよくなりたいという単純な気持ちに駆られた。
二人はますます相手に体を寄せ、自分の胸を相手の胸に押し付けた。


「んふっ……ん、アリサさん、おっぱい大きくて羨ましい」

「んちゅ……シエルさんだって、大きいじゃないですか」


シエルはアリサの胸を掴み、優しく揉みながらそんな事を言った。
そんなシエルを愛おしく見つめながらアリサは優しく頭を撫でた。

このまま二人は愛し合うのかと思われた。だがそんな二人の目にある物が映った。それは媚薬が入った瓶であった。
先程二人が抱き合った際、お互いの瓶が落ちてしまったのだ。


「え……コレって」

「まさか……その瓶は」


それを見た瞬間、二人は一瞬で事情を察してしまった。
そして先程まで自分達がしていた行為を恥ずかしく思い、顔を赤くさせた。


「ド、ドン引きです! 貴方私にこの薬を飲ませたんですか!?」

「そっちこそ同じ薬を盛ってたなんて……信じられません!!」


怒りを覚えた二人は先程とは違い、殴り合うかのように相手の肩を掴んだ。
ぶつかりあうように二人の瞳が火花を散らし、今にも戦闘が起こりそうであった。


「そんなに私とエッチがしたかったんですか!? 変態ですね!!」

「貴方だって自分からキスしてきたじゃないですか! 貴方の方が変態です!!」


睨み合うように顔を近づけると、自然と二人の体は重なり合った。
胸と胸が合わさり、先程擦り合っていた事もあって二人の乳首は固く尖っていた。その事に気がつき、二人はハッとなって顔を合わせた。


「ちょ……何乳首を尖らせてるんですか!?」

「そっちが尖らせてるんじゃないでか……胸を擦り合わせないでください!」


そう言って二人はお互いに拒絶するように体を離そうとするが、薬の効果があるせいで中々離れる事は出来なかった。
体は火照り、二人の頬は赤く染まっている。完全に相手の体に欲情していた。
気がつくと二人の股間からは布越しに愛液が漏れており、二人が我慢の限界である事を現していた。


「そ、そんなに胸を……擦り合わせないでください……」

「そっちが……乳首に当ててくるんじゃ……ないですか……」

「んぅ……あ、やめっ……」

「そっちがやめてっ……」


火照った体を冷ますように二人は体を絡ませ、気がつけばお互いに抱き合っていた。
まだ少しばかり理性は残っているが、それも時間の問題であった。こうなったらイカせ合いで相手を倒すしかない。そう考えた二人は再びキスをした。イカせ合いを言い訳に。


「んちゅっ……んぅ」

「んふ……んっ」


二人の喘ぎ声が部屋に響き割った。




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