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テニス部少女 第二章



二話目です。

今回は勝負系というよりも仲の良い二人が遊びで勝負してみた、という感じです。ですのであまりイカせ合いの勝負とは言えないかも知れません。












「うぅ……んん」


朝、目覚めの悪い翠は布団の中で唸りながら目を開いた。
まだ重い瞼をなんとか開いたまま起き上がり、周りを見てみるとまだ部活メンバー達は寝ていた。翠は自分が一番早く起きた事に気がつくと、せっかくだから朝練をしようと考えた。


「まだ皆寝てますか……せっかくだから朝練でもしますかね」


本来なら個人が進んでやるべき事なのだが、いかんせんこの合宿は緩み過ぎていた。皆が自主的に朝練をする事は無く、やりたい人がやれば良いという風潮になっていたのだ。
そんな中翠は着ていた浴衣を脱ぐと練習用の服へと着替え、ラケットを持ってコートへと向かった。外はまだ陽が昇ったばかりで寒く、口からは白い息が出て来た。


「……あれ?」


コートに近くまで来ると、ボールを跳ね返す音が聞こえて来た。そこで翠は首を傾げた。こんな朝っぱらか練習をするような人は部活メンバーには自分くらいしか居ないはず……疑問に思ってコートを覗くと、そこにはポニーテールの少女が居た。


「葵?」
「え?あ……翠!?」


声を掛けると、葵は翠が来ていた事に気がついていなかったらしく、驚いた表情をして動きを止めた。その時、壁にぶつけていたボールが見事跳ね返り、葵の頭に直撃した。


「いつっ……!?」
「あ、葵! 大丈夫ですか!?」


慌てて翠は倒れた葵に駆け寄り、大丈夫かと声を掛けた。
幸いボールが当たった所には傷は出来ておらず、葵は無事だった。その事に翠はほっと胸を撫で下ろし、安堵の息を吐いた。


「ごめんなさい。私が練習中に声を掛けちゃったから……」
「ううん。私がぼーっとしてたのが悪いんだよ。ごめんね、気を使わせちゃって」
「いえ、私の方こそ」


素直に謝るが葵は大丈夫だと言い、気にしないでと翠の肩を叩いて励ました。そんなちょっとした優しさに翠は顔を赤くし、少し恥ずかしそうな顔をした。


「こんな朝早くから練習を?」
「うん、私達の所はただでさえ練習しないからさ、せめて朝だけでもと思って、私だけこっそり朝練してたの」


内緒だよ、と口に指を当てながら葵は言った。
どうやら葵も翠と同じように部活メンバーがちっとも練習しないから自分だけ一人で練習しようと思っていたらしい。妙な共通点に喜びを感じながら翠は笑みを零した。


「せっかくだから翠も一緒にやる?」
「良いんですか?」
「うん、二人の方が色々練習出来るし」


誘ってもらえた事に嬉しさを覚え、翠ははいと元気よく返事をした。
そして二人は朝食の時間になるまで練習を続け、ボールを打ち続けた。やはり二人になると色々練習パターンが増え、葵と翠は競い合うように勢い良くラケットを振るった。

それから数分後、気がつけば二人共汗だくになり、空腹を感じながらその場にしゃがみ込んで息を荒くしていた。


「はぁ……はぁ……凄い、汗掻いちゃいましたね」
「うん……ちょっと、やり過ぎちゃったかな」


疲れきった声で翠がそう言うと、頷くように顔を動かしながら葵も同意した。
時計を見ると、まだ朝食の時間までには猶予があった。今から戻っても中途半端な時間で皆と会う事になってしまう。そんな考えから翠はある事を葵に提案した。


「あの、もし良かったらこれから温泉に入りに行きませんか?」
「え、温泉……?」
「はい、汗を掻いちゃったからちょっとだけ、浸かりません?」


翠に意外な誘いに葵は少し悩んだ。
確かにこれだけ汗を掻いたからにはシャワーを浴びたい所だ。だが時間的にそれは平気だろうか?ましてや学生二人だけで温泉に入るというのも少しだけ躊躇してしまう。悩んだ末、葵は結局温泉に浸かる事にした。


「良いね。じゃぁ行こっか」
「はい!」


葵がそう言うと翠は嬉しそうに笑顔を見せた。そして二人は宿へと戻り、温泉所へ向かった。当然温泉内は誰も人がおらず、貸し切り状態になっていた。


「うわー、凄い。誰も居ないよ」
「こんな朝から温泉に浸かるのは私達くらいですからね」


世間話をしながら二人はシャワーを浴び、汗を流すと早速温泉に浸かった。昨日は部活のメンバー達がはしゃいでいたせいでゆっくりと疲れなかった為、今日はのんびりしながら温泉を楽しんだ。


「葵は良いですね、胸が大きくて」
「えェ?そんな事ないよ…」
「あります。少なくとも私よりは断然大きいです」


突然翠はそんな事を言い出し、睨みつけるように葵の胸を凝視していた。そんな視線に我慢出来なくなった葵は顔を赤くさせると、さっと自分の胸を手で隠した。


「そう言うけど、翠だって凄いスタイル良いじゃん。脚だって長いし」


言われっぱなしが恥ずかしいのか、葵は反撃するように翠の長所を喋った。


「いいえ、私なんてちょっと背が小さくて可愛いとか言われるくらいです。葵みたいなナイスバディは私には無いんです」


長所を言われはしたが別に嬉しくないのか、翠はただふてくされるだけでちっとも反応しなかった。それどころか更に不満そうな顔になり、自分の膨らみの無い胸を見てますます暗い表情になった。


「私はどうせお子様ですよ」
「み、翠……」


何か嫌な過去でもあるのか、翠は凄い暗い表情になった。
なんとか励ます事が出来ないだろうかと葵は言葉を探すが、良い言葉が見つからない。悩んだ結果、当たり障りの無い無難な励ましの言葉しか浮かんでこなかった。


「あ〜あ、羨ましいですね。葵の胸。少し分けて欲しいくらいですよ」
「ひゃ! ちょ……翠!?」
「このこの〜」


突如、翠は葵の胸をがっと掴んでそのまま揉み始めた。突然の行動に葵は反応する事が出来ず、思わず変な声を出してしまった。


「んぁ、ちょっと……やめ、翠ッ……」
「……可愛らしい声を出すんですね。葵は」


葵の可愛らしい声に思わずうっとりとしてしまう翠。そんな間もしっかりと手は動かしており、葵は胸を揉まれ続けていた。なんとか葵は抵抗しようとするが、胸を揉まれているせいで身体に力が入らなかった。


「ここが良いんですか?意外と敏感なんですね」
「んっ、ひゃん! やっ……乳首、尖っちゃう……んっ」


翠が葵の乳首に触れると、すぐにそれは突起して固くなった。自分には無い大きな胸に目を奪われている翠はそれに釘付けになり、ますます胸を激しく揉み続けた。


「ん、そっちがその気なら……!」


一瞬だけ翠の力が緩くなると、その隙を狙って葵は態勢を変え、逆に翠の胸を揉み始めた。しかし自分とは違い小さめのサイズの翠の胸はあまり上手く掴む事が出来ず、手が乳首に触れる程度だった。


「ひゃっ!ちょ、葵!?」


それでも相手を感じさせる事は出来たようで、葵は翠の小さな乳首を集中的に責めた。指でそこだけを弄り、段々と尖って固くなって行く乳首を抓る。すると翠の口からため息のような声が漏れた。


「んふぁ……んっ、葵……」
「翠の方が可愛い声だすじゃん。私なんかより全然可愛いし」
「ひょ、ひょんな事……んっ!」


上手く口が回らないのか、翠はトロンとした目をして葵の事を見つめていた。そんな翠の表情に見惚れてしまい、葵は手の動きを止めてしまった。その隙に翠は再び葵の胸を掴み、揉み始める。


「ひゃっ!んっ……翠……」
「葵……可愛いです……んっ」


二人は向かい合わせになり、互いの胸を揉み合った。
そして段々と身体は火照って行き、二人の手は相手の秘所へと向かっていた。優しく撫でるように相手の秘所に手を置くと、二人は同時にそれを激しく動かし始めた。


「んぅ、んっ……勝負、しませんか?」
「んぁ! ……勝負?」
「はい……あっ……どっちが先にイクかの勝負です……あん!」


思わぬ提案に葵は一瞬硬直する。ただでさえ女同士で行為をしているという異常な状況なのに、更にイカせ合いをするという提案に引け目があったのだ。しかし日頃のストレスも溜まっており、いってしまえば葵はその溜まったものを発散したかった。


「良いね、んっ……テニスでは負けたけど……んぅ、イカせ合いじゃ負けないから!」
「フフ、私だって……んくっ……負けませんから」


二人は額同士をくっつけながらニコリと笑い、愛撫を続けた。
いつ誰が入って来るか分からない状況でこんな事をしている……そんな気持ちが二人をより興奮させ、息を荒くさせた。


「はぁ……はぁ……葵、息が荒くなってますよ」
「んぁっ、翠だって……顔が凄い赤いよ」
「それは、温泉のせいです……んっ」


二人共負けず嫌いな性格の為、相手に自分が感じている事を悟られないよう誤摩化した。しかし触れている秘所を確かめれば簡単に分かる事で。二人は盛大に感じ合っていた。
ここで若干翠が苦しそうな顔をした。あまりこういう事には疎いのか、少しだけ葵に押されているのだ。
このままでは負けてしまう。そんな焦りから翠はとんでもない行動に移った。


「はむ、んっ……ちゅっ」
「んちゅ!? んっ……んぅ、んむむむ」


突如翠は葵に顔を近づけ、その唇を奪った。
二人の唇は温泉でほんのり赤くなっており、唇同士が合わさるとぷるんと音を立てて重なり合った。
しばらく二人は見つめ合ったままキスを続け、やがて翠がおもむろに口を離した。


「ちゅぱっ……はぁ……はぁ……」
「んはっ……ちょっと、翠……」
「エヘヘ、ごめんなさい。あまりにも葵が可愛かったから」
「……私、初めてだったのに」
「奇遇ですね。私もです」


そう言って二人とも顔を赤くさせた。
そして今度は葵からキスをしかけ、翠の唇を奪った。今度のは先程とは違い、舌を相手の口内に侵入させていた。最初は舌が入って来た事に翠は驚いていたが、やがてそれを受け入れるように自分も舌を出し、舌同士を絡み合わせた。


「んちゅ、ちゅっ……ん、お返し」
「葵……ちゅぱ、れろ……んふ、ん、んっ」


二人は一度秘所から手を離し、相手の背中に手を回して抱き合った。そして抱き合ったまま温泉から出ると床に横になり、寝転んだまま二人は身体を密着させた。


「ちゅぱっ……そろそろ、勝負を付けよう」
「はぁ……うん、どうせ私が勝ちますけどね」
「それはどうかな」


唇を離すと糸を引きながら二人はペロリと自分の唇を舐め、一度離れた。そして脚を開くと相手の秘所を見せつけ、やがてゆっくりと近づき合い、秘所同士を重ね合わせた。
ぐちゃり、といやらしい音が温泉内に響き渡る。


「「んっ……」」


今までに味わった事のない感覚と、昨日あったばかりの少女とこんな事をしている複雑な気持ちが混ざり合い、二人は息を荒くした。そして必死に腰を振るわせ始め、まるで何かにしがみつくかのようにお互いに抱き合った。


「はぁ、はぁ……翠、可愛いよ」
「んぁ、あぁ……葵も、素敵です」


間近に相手の顔があり、二人は至近距離で見つめ合いながら言葉を交わした。その間も必死に腰を振るい続け、二人の秘所が重なり、グチャグチャと音が響く。
段々と抱き合っている腕の力が強くなり、二人は顔を真っ赤にさせた。いよいよ限界が近いのだ。


「ん、ぁ……早くイってよ……私、もうキツい……!」
「葵が、先にイってください……ひゃん! 私も、もう……んん!」


訴えかけるように強く抱き合いながら二人は悲鳴を上げた。
大量の汗が流れ、それが混ざり合い、二人は熱を帯びる。どんどんその動きはヒートアップしていき、二人の目から涙が零れていた。そしてとうとう、限界が近づき。


「「んぁぁぁぁああああああ……ッ!!」」


二人は同時に達し、腰を捻らせて強く抱き合った。
そして数分後、二人はようやく体を離し、床に倒れるように寝そべった。


「はぁ……はぁ……引き分け、でしたね」
「……そう、だね」


まだ呼吸が整っておらず、二人はまだ息苦しそうだった。それでもなんとか会話だけは成り立ち、二人は引き分けだった事に悔しそうな表情を浮かべた。


「多分皆、もう朝食を食べに部屋を出てると思うんです……」
「……うん」
「だから……」


突然翠が全く関連性の無い話をし始めた。
確かに翠の言う通り、既に時刻は朝食の時間だった。イカせ合いをしていたから時間をオーバーしてしまったのだ。やってしまったな、と思いながら葵は翠の方へ顔を向ける。すると翠も丁度葵の方に顔を向けており、二人は見つめ合った。


「だから……部屋でもう一勝負しませんか?」


翠はニコリと微笑みながら葵にそう提案した。
葵は翠の自分と同じくらい負けず嫌いな性格と、行動の大胆さに呆れながらもニコリと微笑み返し、口を開いた。


「うん、良いね」


そう言って二人は起き上がり、もう一度シャワーを浴びるとその場を後にした。
それから数秒もしないうちに温泉場にはたくさんの人が現れ、二人はあと少し遅かったらとんでもない事になっていたと心臓をドキドキさせたとか。


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No title 

楽しみにしています

 

た、たまらん。素晴らしい小説や

 

続きが見たいです

Re 


コメント有り難う御座います。
出来るだけ書くように努めます。

 

続きがみたいです

Re: タイトルなし 

承りました。
続編も考えてみます。

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